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[品切] 1Q84

村上春樹の7年ぶりの長編小説「1Q84」が爆発的に売れているらしい。

新宿の紀伊国屋書店では完売。池袋のリブロでは第1巻が売り切れ、第2巻は人目を避けるように平台の隅に何冊か積まれているのみ。「ハルキの新作?どうせ途方もない部数が売れるんだろうからイニシャル入荷数も多いんでしょ?山積み山積み、いつでも買える買える」と余裕に構えていたらこのザマである。完全に油断した。たしかに村上春樹の小説は面白い。大好きだ。しかし彼の作品は本質的に<売れる小説>ではないと思うのだが、おそらくそれは初版を買いそびれた僕の負け惜しみである。

というわけで、傷心の僕はいま小島信夫「演劇の一場面」と、坪内祐三「『別れる理由』が気になって」を読んでいる。社会党の牛歩戦術なみのスピードで読んでいる。